第3期特定保健指導モデル実施による腹囲2cm・体重2kg減の成功事例をご紹介します。
事例1:希望に応じたグッズによるサポート
コースの概要・特徴
初回支援時に専門職と相談し、対象者にスマートウォッチや体組成計、減量用お茶碗(ヘルシー茶碗)、おからパウダーなど食事・運動に関する生活習慣を支援する5種類のグッズから1つを選択してもらい、生活習慣改善のサポートとしてそれを活用した支援を実施。
実施期間 | 実施人数 | 2cm・2kg減の達成率 |
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3ヶ月 | 3,290人 | 36.3% |
コースの流れ
事業者からのコメント
設定した行動計画や対象者の希望にあわせた日常的なサポートを実現するために、グッズの選択幅を設けて支援を実施。
対象者が希望して選択したグッズを活用したため、無理のない支援が可能となった。
事例2:アプリを活用した“なりたい姿”の提示による行動目標の設定
コースの概要・特徴
初回面談前に対象者に専用アプリをインストールしてもらい、生活習慣のアンケートを実施。そのアンケート結果と健診結果をもとに選定したおすすめの行動目標(おすすめ目標)と、将来“なりたい姿”を提示し、取り組みたい項目を対象者自身が選択の上、初回面談を受けてもらう。
継続支援では、“なりたい姿”をふまえたアドバイスやメッセージの配信を行う。
実施期間 | 実施人数 | 2cm・2kg減の達成率 |
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3ヶ月 | 453人 | 35.7% |
コースの流れ
※継続支援は電話コース、またはメールコースから選択が可能
事業者からのコメント
選択された“なりたい姿”とおすすめ目標に沿った内容のアドバイスやコンテンツ、およびご加入の保険者様からの応援メッセージを配信することで取り組みの実践率がアップし、達成した対象者のグループは体重減少率-3.8%と高い成果を得ることができた。
また、“なりたい姿”を設定して特定保健指導終了後のイメージをすることで、モチベーションの維持・向上につなげている。
事例3:2cm・2kg減専用ツールの活用
コースの概要・特徴
2cm・2kg減に向けた専用ツールを活用。対面での初回面接の場合、印刷物のツールを利用しながら面接し、対象者に手渡し。オンラインでの初回面接の場合は画像データとして表示し、後日印刷物のツールを郵送するか、対象者がWEBのマイページ上で閲覧しながら活用。
対象者個々の状況を踏まえ、2cm・2kg減に関して「わかる」「できる」「やってみた」をコンセプトに、具体的な行動目標・行動計画を設定し、減量達成を目指す。
実施期間 | 実施人数 | 2cm・2kg減の達成率 |
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3ヶ月 | 8,000人 | 25.0% |
コースの流れ
専用ツールの活用により、対象者が減量を達成するために「何をすればよいか?」がすぐわかり、「これくらいだったらできそう」と思える具体的な目標を提示し、実行に繋がる取り組みを促した。目標が具体的であることから対象者が十分に納得し、減量達成目標をイメージすることができたため、支援はスムーズであった。